カウンセリング 音楽カフェ 自由の子 ! の日記
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心的外傷を負う戦争特派員
2015.08.13
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「目撃したり経験したりした事柄によってひどい心的外傷を負った[戦争特派員]は,相当数に上る」と,ニューヨーク・タイムズ紙は言う。これは,「戦争などの武力紛争を何度も取材した六つの大手報道機関の特派員[140人]を対象に行なわれた研究」に関するコメントである。同紙はこう説明している。「戦争記者は,戦争を取材しなかった[比較対象となる107人の]記者に比べ,重度のうつ病や心的外傷後ストレス障害に悩まされる率がかなり高かった」。症状には,「フラッシュバック,繰り返し見る悪夢,神経過敏,集中力の欠如,過度の警戒心などがある」。加えて,「それらの記者たちは,人づき合いにおける様々な問題……例えば,一般社会への適応不能,友との交わりに消極的になること,人間関係のトラブル,睡眠薬代わりのアルコールの使用といった問題を訴えた」。研究対象となった男女は,平均「15年,ボスニア,ルワンダ,チェチェン,ソマリア,アフガニスタンなどの紛争地域で過ごしていた」。
私達は見るもの、聴くものに注意を払いたいと思います。危険に満ちている今の世界です。
避けれる事は避けて、それでも避けられない事故や自然災害、事件などによって、深いトラウマを負ったなら、早くケアをしてゆきましょう!
