カウンセリング 音楽カフェ 自由の子 ! の日記
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グリーフ・ワーク(トラウマを思い出す・喪の作業)
2014.11.07
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安全な場所の確保ができると、回復の作業の中核である「喪の作業」に入り
ます。治療者との間で行ったり、グループで行ったりします。失ったものを嘆
く時間や過程は絶対に必要です。この時に表れる悲しみや怒りを、周囲の人々
は、「大したことはない」とか、「過去にこだわるべきではない」と語って、
押さえるべきではありません。その時間を持てなかったことが問題だったので
すから。しかし、あまりに感情が激しい時には、ゆっくり時間をかけるように
助けてあげたり、医師の助けを借りて、薬を処方してもらって、それを一時的
に緩和することはできるでしょう。
